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院長紹介

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私は、京都大学医学部を昭和56年に卒業、1年間京大病院小児科で研修後、兵庫県立塚口病院に赴任しました。現在の兵庫県立尼崎総合医療センターです。ここで数年間、小児科医として勤務したあと、京大医学部の大学院に入学し免疫・アレルギーの研究に従事、医学博士号を取得しました。その後、京大医学部小児科の助手を1年半務めた後、アメリカ合衆国アイオワ大学の病理学教室で3年間、免疫の研究を行いました。帰国後、天理よろづ相談所病院で21年間、小児科医として勤務し、その内の10年間は小児科部長、小児アレルギーセンター長を務めました。

私は、子どもたちと向き合い、子どもたちが置かれている生活環境を見つめ、保護者の方々とともに子どもたちの健康増進、また病気の治療を行いたいと思っています。

たとえばダニアレルギーでぜん息の子どもたちには、部屋の掃除や布団を干して掃除機をかけるなどのダニ対策が大切ですが、それとともに家の中で子どもたちが暴れないことも重要です。いくらお母さんがきれいに掃除しても、子どもたちが部屋で暴れるとダニアレルゲン(アレルギーの原因物質をアレルゲンと言いますが、ダニではそのフンや死骸がアレルゲンです)が部屋中に舞い上がって、ぜん息発作が出てしまいます。兄弟にも部屋で暴れないこと、また掃除しやすいように、自分たちの部屋を片付けることも必要です。また逆に家でお母さんが掃除のことばかりに気を取られていると、子どもたちが学校でのこと、友達のことなどを話したいのに、話せなくなってしまう危険性もあります。

一方、友達の家やおばあちゃんの家に行くときもダニの存在に注意が必要です。学校生活においてもダニはいますし、運動会の砂ぼこりや教室のチョークの粉など、気管支を刺激する物質もあります。冬場のマラソンもぜん息を起こしやすくします。それぞれの子どもたちで悪化因子はさまざまです。子どもたちにとってどうすることが必要なのかを、子どもたちと、またお母さんたちと考えていきます。

宣伝になりますが、平成28年10月に「アレルギーから子どもを守る-ダニ対策24の秘訣-」という本を発刊しました。ダニ対策のほかに、アレルギーについての一般的なことやアレルギーがなぜ増えたか、また子どもたちを取り巻く生活環境についての私の考えなども紹介しています。よければ近くの書店やネットを用いてアマゾンでお求めください。

アレルギーから子どもを守る院長 南部光彦

 

略歴

昭和30年(1955年) 京都市で生まれる
昭和49年(1974年) 京都市立堀川高校卒業
昭和56年(1981年) 京都大学医学部卒業、医師免許取得
昭和57年(1982年) 兵庫県立塚口病院小児科勤務
昭和61年(1986年) 京都大学医学部大学院内科系入学
平成2年(1990年) 同上 修了、医学博士号取得
  京都大学医学部小児科 助手
平成4年(1992年) 同上 休職
 

アメリカ合衆国アイオワ大学病理学教室 留学

平成7年(1995年) 天理よろづ相談所病院小児科 勤務
平成13年(2001年) 同上 小児アレルギーセンター 副部長
平成17年(2005年) 同上 小児科部長、小児アレルギーセンター長
平成25年(2013年) 京都大学医学部臨床教授 兼務
平成28年(2016年) 天理よろづ相談所病院 退職
平成29年(2017年) なんぶ小児科アレルギー科 開設

所属学会・資格

  • 日本小児科学会専門医・近畿地区代議員・近畿地区資格認定委員会委員
  • 日本小児科学会奈良地方会評議員
  • 日本アレルギー学会認定指導医・代議員・広報委員会Web編集専門部会委員
  • 日本小児アレルギー学会理事・疫学委員会委員・管理票評価ワーキンググループ委員・災害対応ワーキンググループ委員・小児喘息のコントロール評価ワーキンググループ委員
  • 第52回日本小児アレルギー学会会長(2015年)
  • 日本小児難治喘息アレルギー疾患学会編集委員
  • 第25回日本小児難治喘息アレルギー疾患学会会長(2008年)
  • 日本ダウン症療育研究会幹事
  • 第7回ダウン症療育研究会会長(2009年)
  • 第16回ダウン症療育研究会会長(2014年)
  • 日本小児保健協会代議員

医師会・地域医療活動

  • 奈良県社会保険診療報酬請求書審査委員会審査委員
  • 奈良県教育委員会学校保健課題解決ワーキング委員
  • 奈良県いじめ対策連絡協議会委員

講演記録

2014年(天理よろづ相談所病院小児科・小児アレルギーセンター)

  • 食物アレルギーの現状と症状出現時の対応。奈良県医師会学校医部会 食物アレルギー対応スキルアップ研修会、2014.4.26.橿原.
  • 住環境とアレルギー:アレルギー疾患におけるダニ対策。第26回日本アレルギー学会春季臨床大会 教育セミナー、5.11.京都.
  • 気管支喘息患児に対する布団丸洗いの効果。第26回日本アレルギー学会春季臨床大会、5.11.京都.
  • 食物アレルギーの現状と症状出現時の対応について。奈良市医師会学校医部会学術講演会、2014.5.17.奈良.
  • RSウイルスとパリビズマブ。第13回奈良新生児研究会 特別講演、6.19.橿原.
  • 食物アレルギーについて。奈良市立大宮小学校研修会、2014.7.29.奈良.
  • 食物アレルギーの症状とその対応。奈良市教育委員会研修会、2014.8.5.奈良市.
  • 食物アレルギーと緊急時の対応について。五條市教育委員会・五條市医師会合同講演会、2014.8.20.五條.
  • 食物アレルギーの症状とその対応。奈良市教育委員会研修会、2014.8.22.奈良市.
  • 食物アレルギーの症状と緊急時の対応。奈良市立青和小学校研修会、2014.8.29.奈良市.
  • 食物アレルギーの理解と症状出現時の対応。奈良県市町村保育所保健連絡協議会研修会、2014.9.26.奈良市.
  • 小児喘息診療の課題と展望:JPGL2012を振り返って。第2回長崎県小児アレルギー・免疫懇話会 特別講演、2014.10.9.長崎.
  • ロイコトリエン受容体拮抗薬はウイルス感染による喘鳴の第一選択である(Proの立場から)。第51回日本小児アレルギー学会 プロコンディベート、11.8.三重.

2015年(天理よろづ相談所病院小児科・小児アレルギーセンター)

  • 小児喘息診療の課題と今後の展望。第65回静岡小児アレルギー研究会 特別講演、2015.3.14.静岡.
  • 食物アレルギーの症状とその対応。奈良市教育委員会新任教員研修会、2015.5.12.奈良市.
  • 食物アレルギーの症状とその対応。奈良市教育委員会新任教員研修会、2015.5.14.奈良市.
  • 食物アレルギー対応について。天理市学校給食会総会、2015.6.2.天理市.
  • 食物アレルギー対応の実際について。奈良県医師会指定学校医制度必須学校医研修会、2015.7.4.橿原.
  • 食物アレルギー対応について。奈良市立大宮小学校研修会、2015.7.31.奈良.
  • 食物アレルギー対応について。奈良市立都跡中学校職員研修会、2015.8.11.奈良.
  • 子どもたちに喜々とした生活を~Passion, Action and Connection~。第52回日本小児アレルギー学会 会長招聘講演、11.21.奈良.

2016年(天理よろづ相談所病院小児科・小児アレルギーセンター)

  • 喘息様症状にて入院した患児の背景因子の検討。第9回奈良小児救急医療研究会、2016.1.23.奈良.
  • 学校におけるアレルギー疾患への対応について-「奈良県アレルギー疾患対応指針」を通して-。学校保健課題解決研修会Ⅰ、2016.2.12.奈良市.
  • 学校におけるアレルギー疾患への対応について-「奈良県アレルギー疾患対応指針」を通して-。学校保健課題解決研修会Ⅱ、2016.2.16.田原本.
  • 食物アレルギー問診票から見える食物アレルギーの実態。平成27年度奈良県医師会学校医部会・奈良県教育委員会共催研修会、2016.2.25.橿原.
  • 小児のじんましんとアトピー性皮膚炎。憩の家講座、2016.2.26.天理.
  • 食物アレルギーの症状とその対応(エピペン使用法)。奈良市教育委員会新任教員研修会、2016.5.10.奈良市.
  • 食物アレルギーの症状とその対応(エピペン使用法)。奈良市教育委員会新任教員研修会、2016.5.12.奈良市.
  • アレルゲンが喘息に及ぼす影響について。第16回小児科医のための喘息治療フォーラム、2016.6.4.大阪.
  • 小児慢性特定疾病医療意見書ならびに重症患者認定申請書の審査について。平成28年度第一回小児慢性特定疾病指定医養成研修会、2016.6.11.奈良.
  • 喘息発作で入院した患児の背景因子の検討。日本小児難治喘息・アレルギー疾患学会、2016.7.17.仙台.
  • 学校における食物アレルギーへの対応について。奈良市立大宮小学校研修会、2016.8.4.奈良.
  • 小児気管支喘息と関連疾患。第50回日本アレルギー学会専門医教育セミナー、2016.8.28.東京.
  • 小児喘息治療の展望とダニ対策の重要性。第5回三河小児アレルギー研究会、2016.24.愛知県刈谷市.
  • ダニアレルギー児へのダニ対策として布団丸洗いは有効か?第38回奈良小児アレルギーカンファレンス、2016.10.1.奈良.
  • 「学校生活管理指導表」の改訂と「食物アレルギー問診票」の導入。第53回日本小児アレルギー学会、10.10. 群馬.
  • 小児喘息治療の展望とダニ対策の重要性。奈良県社会保険診療報酬支払基金職員研修会、2016.10.13.奈良.
  • 「学校生活管理指導表」の改訂と「食物アレルギー問診票」の導入。第47回全国学校保健・学校医大会、2016.29.札幌.
  • 小児喘息治療の最新の話題。第12回北和地区小児科の集い、2016.11.12.奈良.
  • 食物アレルギーとアナフィラキシー。平成28年度第2回生涯教育講座兼第60回社会保険指導者講習会伝達講習会、2016.12.9.橿原.
  • アトピー性皮膚炎におけるダニ対策の重要性。奈良皮膚小児アレルギー講演会、2016.12.15.奈良市.

2017年(なんぶ小児科アレルギー科)

  • 奈良県の教育現場における食物アレルギー対策の現状―アンケート調査結果からー。第65回近畿医師会連合学校医研究協議会総会、2017.1.15.神戸.
  • 事例から学ぶ:学校におけるアレルギー疾患対応の危機管理について。平成28年度学校保健総合支援事業 学校保健課題解決研修会、2017.2.9.田原本.
  • アトピー性皮ふ炎との上手なつきあい方。第7回市民公開講座 in 奈良、2017.2.11.奈良.
  • 食物アレルギー教室―卵について。第1回なんぶ小児科アレルギー科保護者教室、2017.3.18.奈良
  • 食物アレルギーの症状とその対応。奈良市学校新任教員研修会、2017.5.9と5.11.奈良
  • 食物アレルギー教室―牛乳について。第2回なんぶ小児科アレルギー科保護者教室、2017.5.13.奈良
  • 食物アレルギー児への学校での対応について。栄養教諭・学校栄養職員等研修会、2017.6.8.大和高田
  • ダニアレルギー喘息児に対する家庭訪問による環境整備の指導効果。第66回日本アレルギー学会、2017.6.17.東京
  • アレルギーの予防と治療―ダニ対策の重要性―。メディカルハート奈良 健康フェスティバル、2017.7.6.奈良
  • 奈良県県立高校生の家庭内受動喫煙(SHS)暴露実態調査結果。第34回日本小児難治喘息・アレルギー疾患学会(荒井一徳氏発表の共同演者)、2017.7.22.滋賀
  • 奈良県県立高校生の市中における受動喫煙(SHS)暴露実態調査結果。第34回日本小児難治喘息・アレルギー疾患学会(荒井一徳氏発表の共同演者)、2017.7.22.滋賀
  • アレルゲン舌下免疫療法。第50回奈良県皮膚科研究会、2017.8.3.奈良

学会での座長

 2017年

  • 喘息と環境因子―母体環境から大気汚染まで―第66回日本アレルギー学会、2017.6.17.東京(中村陽一先生とともに座長)
  • アレルギーガイドラインをいかに普及させるか?第34回日本小児難治喘息・アレルギー疾患学会(斎藤博久先生とともに座長)、2017.7.22.滋賀

近年の医学雑誌や書籍での誌上発表

2014年

  • 吸入指導はいつするの? 日本小児難治喘息アレルギー疾患学会誌(editorial) 2014;12:5-6.
  • 誤食の予防.食物アレルギーUp Date.小児科 別冊 2014;55:861-866.
  • 気管支喘息の長期管理薬のステップアップ・ステップダウン.子どもの気管支喘息―ガイドラインと薬剤を使いこなすプロの診療センス.小児科学レクチャー 2014;4:369-376,総合医学社(東京).
  • 急性期の医療機関での治療.小児内科 特集 気管支喘息ー診断と治療の実際と課題、2014; 46: 594-599.
  • アレルギー疾患に伴う真菌感染症―おもに吸入ステロイド療法に伴う口腔、咽頭、食道カンジダ症についてー.小児内科 特集 真菌感染症―カビを極める、2014;46:1752-1756.
  • 糖原病Ⅳ型(Andersen病).代謝性ミオパチー 杉江秀夫(総編集)、福田冬季子、西野一三、古賀靖敏(分担編集)、52-55、2014 診断と治療社(東京)
  • 睡眠時吸入療法の評価.注射剤・経口製剤に代わる新しい薬剤投与デバイスの開発, 93-94,2014 (株)技術情報協会(東京).

2016年

  • 第52回学術大会の会長招聘講演報告.日本小児アレルギー学会誌 2016;30:1-
  • 好酸球増多症候群.小児科診療2016年増刊号 2016;79:195.
  • 気管支喘息.ガイドラインと最新文献による小児科学レビュー2016-‘17 (監修 五十嵐隆)pp273-283,総合医学社(東京) 2016.
  • 第52回日本小児アレルギー学会を終えて.アレルギー・免疫 2016;23:846-849.
  • The effect of washing futons (bedding) on asthma control in children with house dust mite allergy . Tenri Medical Bulletin 2016: 19; 11-17.
  • 第52回日本小児アレルギー学会を終えて.天理医学紀要 2016:19;62-64.
  • 生活改善とアレルギーマーチ進展予防.アレルギーを断つ-ガイドライン準拠による拡大予防-(荒川浩一 編).医薬ジャーナル(大阪)pp.197-202,2016.
  • アレルギーから子どもを守る-ダニ対策24の秘訣-.東京図書出版,2016.

2017年

  • 食物アレルギー問診票等に関するアンケート調査結果。奈良県医師新報.2017:784;22-27.
  • 食物アレルギーとアナフィラキシー.奈良県医師会医学会年報.2017:30;98-104.

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